社会・政治 「本人たちが指示したのですね!」 (2016-05-20)
(1)燃費をよく見せるための走行抵抗の不正な操作は、
14型「eKワゴン」「デイズ」(2013年2月申請)の燃費訴求車の開発で始まった。
他の類別や各年式変更車などは、走行抵抗は燃費訴求車のデータから机上計算された。
(2)燃費目標は計5回引き上げられた。
現実的には達成困難でありながら、根拠に乏しい安易な見通しに基づく開発が進められた。
(3)担当者らは燃費が「商品性の一番の訴求ポイント」と認識し、
開発関連部門の管理職・役員からの燃費向上の要請を必達目標と感じていた。
(4)開発関連部門の管理職(複数)は、
業務委託先とのコミュニケーションを十分に行っていなかった上、
高い燃費目標の困難さを理解していたにもかかわらず、実務状況の確認をしなかった。
(5)再発防止策は抜本的な改革を検討している。
「軽自動車は全容解明できた」と耳を疑う会長発言
(4)に書かれた
「業務委託先」が、子会社の三菱自動車エンジニアリングのことだろう。
この資料をもとに説明にあたった三菱自動車は、
子会社の社員が社内調査にどう答えたかなど、具体的なことを一切明かさなかった。
そして、益子会長は、
この会見の際、記者から
「不正の実態の解明にこれだけ時間がかかっているのはなぜか」と聞かれ、
「軽自動車は全容解明できたと思っている」と答えたのである。
社会・政治 プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」 (2016-05-19)
三菱自動車の燃費不正問題で、
偽装が判明した軽自動車に加え、
プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」でも、
燃費測定の元となるデータが机上計算されていたことが16日、
わかった。不正なデータ測定が行われていた車種が、さらに広がった
アウトランダーPHEVは、スポーツ用多目的車(SUV)。
関係者によると、
PHEVのデータ測定試験では、車体に一定の重さを加えず軽い状態で実走試験を行い、
得られたデータを机上計算で補正して、国土交通省に提出していた。
三菱自が法定通りに測り直したところ、カタログに記載された値と大きな隔たりはなかったという
社会・政治 「スズキもですか?」 (2016-05-18)
三菱自動車の燃費偽装問題に絡み、
スズキでも、自動車の燃費試験データを、国の規定とは異なる方法で測定していたことがわかった。
鈴木修会長が18日午後、国土交通省に報告する。
燃費の測定方法をめぐる問題は、業界に広がる可能性が出てきた。
三菱自の問題を受け、国交省は自動車メーカー各社に不正の有無について、
18日までに報告するよう求めていた。
スズキ関係者らによると、
同社の社内調査で、燃費試験に使われるデータ測定が、
国の定める方法通りに行われていなかったという。
同社が保有する静岡県の相良テストコースは、海に近く
「風や天候の影響を受けやすいため、試験が困難だった」ことが
不正な測定を行った背景にあるという。
ただ、燃費性能は販売時のカタログに表示している値と違いはないとしている。
健康・医療 「騙されませんように!・・・・水素水の名称について」 (2016-05-17)
アルカリイオン水、電解水素水、還元水素水・・・
これらは時代により呼び名を変えておりますが、
実は、同様の構造・機能・効能をもった中身は変わらない同じ『水素水』です。
ただし、水素水にも生成する仕組みにより性質が異なるタイプもあります。
●水を電気分解して水素の多い水と酸素の多い水に分ける
『水素水生成器タイプ』
→電気分解してアルカリ性の水素水を生成することがポイント!
●濃度の高い水素水を水に溶け込ませる『高濃度水素水タイプ』
→電気分解をしない。パウチタイプの製品に多い。
電解して生成される水素水については、
少し前まではアルカリイオン水が通称でしたが、
水素の効能効果に注目が集まり、水素を含む名称が多くなりました。
健康・医療 「これはクール!」 (2016-05-16)
札幌市南区の国道230号沿いに集まるそば店からなる、
230そば街道推進委員会は、
北海道を訪れる外国人観光客にそばアレルギーの認知拡大を図るため、
「ジャパニーズタトゥー風そばアレルギー・チェッカー」を開発した。
そば湯をステッカーに塗って皮膚に貼ると、
アレルギー反応がある場合はステッカーの一部の赤い模様が浮かぶ仕組み。
3月12日には「アレルギー・チェッカー」の体験を、外国人観光客を対象に行った。
海外ではそばがアレルギー反応を引き起こす恐れがあることはほとんど知られていないことから
230そば街道推進委員会では日本の食文化への理解を促すとともに、
そばアレルギーを知らない外国人観光客に対し警鐘を鳴らしていく活動をしていくほか、
現状のステッカーデザインより見た目でもさらに解りやすく、
アレルギー反応が簡単に表示される仕組みも検討する。